狙い撃ちされたように朝から生憎の雨。「楽しみにしているイベントはいつも雨」マーフィーの法則というのがあった。「洗車をすると雨が降る」「急いでいる時に限って赤信号にひっかっかる」こういうことは、枚挙にいとまがない。
今日は、午前中に東京ビッグサイトで開催している情報セキュリティEXPOに行って、午後から上野の国立科学博物館の特別展古代DNAを見に行くことにした。情報セキュリティEXPOでディープフェイクのデモを見た。本物と区別ができない動画を作って、それに詐欺をやらせるということが流行りつつあるということであった。それを見破るために、またAIの技術をつかうというイタチごっこが繰り広げられている。しばらくは続くのだろうと思った。スパムメールについては、プロバイダがDMARC (Domain-based Message Authentication, Reporting & Conformance)などの対策を行うことでかなり減らすことができるようになった。世界から戦争が無くならないように、サイバー犯罪もなくならないものと思われる。
午後から雨の中、上野に移動した。いつも食べていた中華料理屋が25日まで工事中で入れなかった。他の店を探したが焼肉屋ばかりで困った。こんな時は、日高屋しかない。ニラレバ炒め定食を食べた。どこでも全く同じ味なので安心感がある。
国立科学博物館は、高校生と外国人であふれかえっていた。遺跡から発掘された古代の人々の骨に残ったDNAを解読して人類の足跡をたどるという研究だ。ホモサピエンスの起源はアフリカが定説になっているが、DNA解読でさらに明らかになった。日本では、アイヌや沖縄の古代人は縄文人のDNAが多いということが明確になった。今の日本人は縄文人と大陸からのモンゴル系の人との混血で出来上がったことがDNA分析によって証明されていた。頭蓋骨の形も明らかに違っていて、頭の形から私は縄文人のDNAが多いのではないかと思った。犬や猫のDNA分析の結果というのも面白かった。今の猫は平安時代に大陸から入ってきた種のようだ。金沢猫も、かなり古いのかもしれない。
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